LCC(格安航空会社)って便利ですよね?
チケット代が安いから、気軽に海外旅行に行けちゃう!
でも、LCCの最大の難点って、手荷物預け入れ料金の高さですよね。
制限重量オーバーで、せっかく節約できたチケット代が、あっという間に吹き飛んでしまう…なんてことも。
ですが、ちょっとした工夫で制限サイズ・重量内に収め、追加料金を0円にすることは可能です!
ここでは、LCCの機内持ち込み制限を回避して追加料金を払わずに快適な旅を楽しむための方法をいくつかご紹介します。
- LCCの機内持ち込みの制限に合わせて荷物をどうやってまとめればいいのか分からない。
- 初めてLCCを利用するため、持ち込みサイズと重量制限に違反しないか心配。
- ノートパソコンも必ず持って行かなければならないけど、何としても追加料金は払いたくない。
おい、ちょっと聞いてくれよ。LCC(格安航空会社)を利用したことはあるか?
私はまだ乗ったことないけど、なにかあるの?
そうだ、機内持ち込みの荷物にサイズと重量に制限があるんだ。でも心配するな、追加料金を払わずに快適な旅を楽しむ方法を教えてやるぜ。貧乏くさいとか言わないでくれよな。
機内持ち込みの制限を理解しよう
LCCを利用するなら、まず知っておきたいのが機内持ち込みの制限です。サイズと重量の制限を守らないと、せっかくの節約が台無しになってしまう可能性があります。
機内持ち込みサイズと重量の制限
一般的にエコノミークラスの場合、機内持ち込み手荷物は、縦+幅+奥行きの合計が115cm以内となっています。
115㎝以内ならどんな形状でもOKというわけではなく、航空会社ごとにそれぞれ寸法の最大サイズも定められています。
重量制限は一般的には7kgですが、5kgや10kgなど、航空会社によって様々です。
一般的にエコノミークラスでは、機内持ち込み手荷物の縦+幅+奥行きの合計が115cm以内でないといけないんだ。ただし、航空会社ごとに最大サイズも決められているから、注意が必要だぜ。
なるほど、それぞれの航空会社で確認しないといけないんだね。
航空会社によって異なるから、事前にしっかり確認することが大事だ。自分の荷物が制限内に収まるかどうか、しっかり把握しておくんだな。
以下に、日本発およびアジアの主要航空会社の機内持ち込みのサイズ制限を統合した表を示します(2023年6月現在)
航空会社 | 最大許容寸法(縦+幅+奥行き) | 最大縦の寸法 | 最大幅の寸法 | 最大奥行きの寸法 | 最大許容重量 |
---|---|---|---|---|---|
ピーチ | 115cm以内 | 50cm | 40cm | 25cm | 7kg |
バニラエア | 115cm以内 | 55cm | 40cm | 25cm | 7kg |
Jetstar Japan | 115cm以内 | 56cm | 36cm | 23cm | 7kg |
春秋航空 | 115cm以内 | 56cm | 36cm | 23cm | 7kg |
ZIPAIR Tokyo | 115cm以内 | 55cm | 40cm | 25cm | 7kg |
スクート | 115cm以内 | 56cm | 38cm | 23cm | 10kg |
エアアジア | 115cm以内 | 56cm | 36cm | 23cm | 7kg |
※航空会社によって細かい制限や規定が異なる場合がありますので、実際の旅行前に各航空会社の公式ウェブサイトやご予約時の案内をご確認ください。上記の情報は一般的な目安としてご参考ください。
追加料金を払わずに持ち込み制限をクリアするメリット
機内持ち込み制限をクリアすれば、旅をより快適に、そしてお得に楽しむことができます。
例えば、以下の様なメリットがあります。
時間の節約
手荷物を持ち込めば、出発時や到着後の手続きがスムーズになります。預け入れ荷物の回収時間を気にする必要がなくなり、自由に移動できます。
安心感と自己管理
自分の手元に荷物を持ち込むことで、貴重品や必需品を自分で管理できます。預け入れ荷物の紛失や破損のリスクを減らし、安心して旅行を楽しむことができます。
旅費の節約
追加料金を支払わずに持ち込み制限をクリアすれば、旅費を節約することができます。預け入れ荷物に追加料金を支払うことなく、予算を有効活用できます。
これらのメリットを享受するためには、事前の準備が重要です。
持ち物を厳選し、パッキングを工夫することで制限内に荷物を収めることができます。
以下に具体的なテクニックを紹介します。
パッキング術を使って荷物をコンパクトにまとめる具体例
荷物をコンパクトにまとめるには、パッキング術が重要です。ここでは、実際に私が実践しているパッキング術をご紹介します。
- 衣類圧縮袋を使用して、既定サイズ内に収まるようにする。
- ミニサイズのトラベルボトルやコンテナに必要な量の化粧品やボディケア製品を詰める。
- 薄型のトラベルウォレットを使って、パスポートやカード類を整理し持ち運ぶ。
- スーツケースは重いのでリュックにする。
必需品と非必需品を選別する
荷物を減らすのは、最初は大変かもしれません。 でも、慣れてくると、むしろ身軽で快適に旅行を楽しむことができるようになりますよ。
持って行く荷物は多機能の物を選ぶ
- 多機能性のあるアイテムを選ぶ。例えば、多機能のユニバーサルアダプターなど。
- 旅行先で調達できるものは、到着後に購入する。
- 長期旅行の場合は衣類は5日分だけ持って行き現地で洗濯する。
- 可能な国では全てスマホで利用する。(地図、ガイドブック、本、音楽、チケット、等)
ポケットや身に着けるものに工夫を凝らす
預け入れ荷物は紛失、盗難、破損などのリスクが常に存在します。特に、現金や高価な電子機器などは、万が一紛失した場合、大きな被害を受けてしまう可能性があります。大切なものは常に自分の手元におくことが重要です。
重い物はポケットに入れる・服は重ね着する。
- 少ない服で多くのコーディネートを作る
トップスとボトムスを組み合わせることで、着回しの利く服を選びましょう
(例:黒い長ズボンだと、トップスは何でも合わせられる。) - ジャケットやコートの内ポケットに貴重品や小物を収納する。
- 重ね着する(飛行機の中は寒い。)
ノートパソコンを持って行きたいんだけど?
ノートパソコンを持って行く人は多いですが、本体と充電器等を含めるとかなり重くてかさばります。ここでは追加料金なしで機内に持ち込むための方法をご紹介します。
- 軽量かつコンパクトなノートパソコンを選ぶ。
- タブレットやスマートフォンを活用し、ノートパソコンの代わりに使用する。
- ノートパソコンの一部のアクセサリーや充電器を軽量化する。
- PCと充電器など重いものをベストに入れて着る
ベストに入れて着る
ポケット数が多くて持ち運びもかさばらないので、LCCで何ヵ国も行かれる方にはかなりの節約術になると思います。
※写真 ワークマン コーデュラ ユーティリティベスト
充電器などの重い物をベストのポケットに入れる。
背中にPCを入れる。
計量する時に着るだけ。
あまり、おしゃれではないわね・・・・
計量する時だけ、着ればよいので無問題。
計量されるタイミングは2つ
- チェックインカウンター
- 搭乗ゲート前(Webチェックイン時)
パッキングする時にPC以外を入れて、丸めて入れておけば楽。
飛行機に搭乗したら戻すなり、好きにする。
※航空会社によってはチェックインカウンター以外でも、係員が目視で荷物が重そうだと判断すると搭乗ゲート前でも計量することがある。
こんな感じでいつも追加料金を回避してるぜ。
・・・ずいぶんとセコイ事するわね。恥ずかしくないの?
・・・・・・・・
あまりにも詰め込みすぎて見た目が不自然になると、不審者と判断されて別室に連れていかれるかもしれないので見た目のバランスを考えて詰めましょう。
ホテル等ではハンガーで吊るしとけばバックと変わらない。
化粧品等が重い時に、収納方法を工夫してトイレタリーポーチ代わりに利用するのもよいのではないでしょうか。
・・・・これもあまり、おしゃれではないわね。
・・・・・・・
機内持ち込み時の重量回避に
PCを入れたい方は背中に大きいポケットが付いているものがおすすめです。
荷物を入れるときつくなるので、1~2サイズ大きいのを選ぶと良いです。
背中ポケット 縦約20cm 横約37cm
背中台形ポケット 上辺約11cm 高さ約40cm 下辺約50cm
旅先ではサブバックとして利用。
背中に14インチ相当のPC収納。二重になった身ごろには計10個の多機能ポケット
これらの具体例を参考に、制限に合わせた荷物の選び方と持ち運びのテクニックを実践してみてください。追加料金を払わずに快適な旅行を楽しむことができるでしょう。
ただし、制限に挑戦しすぎて違反してしまうと、追加料金が発生する可能性があることに注意が必要です。制限を守ることが最も重要です。
まとめ LCCで追加料金0円を実現する3つのコツ
LCCを利用して海外旅行をよりお得に楽しむためには、機内持ち込み制限をクリアすることが鍵となります。しかし、荷物を減らすことは想像以上に難しいものです。
軽量な機内持ち込みサイズのバッグを手に入れる
まず、荷物をコンパクトにまとめるためには、軽量で機能的な機内持ち込みサイズのバッグが必須です。近年では、軽量化を実現した高機能なバッグが続々と登場しています。
素材や構造にこだわった軽量モデルや、収納ポケットが充実した機能性モデルなど、様々な種類から選ぶことができます。
多機能な軽量アイテムを厳選する
荷物を減らすには、多機能なアイテムを賢く活用しましょう。
1つで複数の役割を果たせるアイテムを選ぶことで、荷物を減らせます。
また、衣類や化粧品、電子機器など、あらゆるアイテムを軽量なものに置き換える必要があります。
例えば、衣類は薄手で速乾性の高い素材を選ぶ、化粧品はミニサイズやトラベルボトルを活用する、電子機器は軽量モデルを選ぶなど、様々な工夫が可能です。
持ち物の厳選とパッキング術をマスターする
本当に必要なものだけを持ち、荷物を厳選することが重要です。旅行先で購入できるものは現地で調達し、衣類はコーディネートを考えながら最小限に抑えましょう。
また、パッキング術を磨くことで、荷物を効率的に収納することができます。衣類圧縮袋を活用したり、荷物を詰め込む順番を工夫したりすることで、限られたスペースを最大限に活用することができます。
正しい知識と準備をすることで、機内持ち込みの制限を回避し、追加料金を払わずに快適な旅を楽しむことができます。
次回の旅行では、この記事で紹介したテクニックを活用して、スムーズな旅を楽しんでください。快適な旅を楽しむために、ぜひ実践してみてくださいね!