パタゴニア ブラックホール32Lレビュー 機内持ち込み可能 旅行・日常使い・アウトドアに最適な撥水軽量リュック

パタゴニア ブラックホール32L 旅行
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パタゴニアの定番デイパック『ブラックホール32L』は、アウトドアから旅行、通勤までをカバーする万能性と機能性を両立。

本記事では、このリュックを半年間愛用した筆者が、実際の使用感に基づき、主な機能・撥水性・収納力を徹底検証します。

俺

ブラックホール32L、最高なんだぜ!もう他のリュックはいらないくらい気に入ってるんだ。

ニッキー
ニッキー

そんなに良いの? 私も気になってたんだよね。見た目もオシャレだしね、どんなところが気に入ってるの?

俺

まず、軽量760g! 撥水性もバッチリで、雨の日も安心。収納力も抜群で、荷物が整理しやすい。長時間背負っても快適で、16インチノートパソコンも収納できる。

ニッキー
ニッキー

まさに万能リュックって感じね。私も買ってみようかな!
オシャレなリュックってなかなか見つかりにくいのよね。

この記事がオススメな方
  • 軽量で撥水性のあるリュックを探している方
  • 通勤・通学に便利なリュックを探している方
  • 旅行が好きで、機能性とデザイン性を兼ね備えたリュックを探している方
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ブラックホール 32L の主な機能

パタゴニア ブラックホール32Lは、耐久性、機能性、背負い心地、デザイン、環境への配慮など、すべてにおいて優れたデイパック。アウトドアや旅行はもちろん、日常使いにも最適な万能リュックとして、多くのユーザーから支持されています。

【スペック】
  • メーカー: Patagonia
  • :アメリカ
  • 商品名:BLACK HOLE PACK 32L 49302
  • 容量:32L
  • 重量:760g
  • 縦:約52cm
  • 幅:約28cm
  • 奥行き:約21cm

収納・ポケット

豊富な収納力と機能的なポケットが特徴。アウトドア、旅行、日常使いなど、様々なシーンで活躍する万能リュックと言えるでしょう。

メイン収納

32Lの容量は、登山や旅行に必要な荷物もしっかり収納できる。

パタゴニア ブラックホール32メイン収納を開く
半分程度まで開く
上から見たパタゴニア ブラックホール32メイン収納を開く
内側に高さ20cm程のメッシュポケット

収納内のポケットが少ないことで荷物の整理がしづらいという声もあります。しかし、その自由度こそがブラックホール32Lの強みであり、自分のスタイルに合わせた収納方法が可能。

ラップトップスリーブ

リュックの背面側にあり独立したクッション性のあるポケットになっていて対角線上に半分だけ開きます

blackhole32のpcスリーブにノートパソコンが入っている
※写真は15.6インチのPC

15.6インチで3cm程余裕があったので16インチのノートパソコンも収納できるでしょう。ノートパソコンを持ち歩く人にはおすすめのリュック。

スリーブ底面が本体の底面とほぼ同じ高さにあるため、PCを収納したままリュックを強く置くと衝撃が伝わりやすい。大切なPC保護のため、底上げ用のクッション材の利用を推奨

フロントポケット

書類やウインドブレーカー等、厚みの無い物を入れられる。

ブラックホール フロントポケット

トップポケット

大き目サイズのトップポケット。取り出したい物をすぐに取り出せるので、日常使いにも便利です。

ブラックホール トップポケット

サイドポケット

パタゴニア ブラックホール32 サイドポケットに傘と水筒が入っている

両サイドに水筒や傘などを収納できる伸縮性のあるポケット。

ストラップ類

厚みとクッション性のあるショルダーストラップにとチェストベルトの2点でしっかり体にフィット。バックパックがブレるストレスを感じにくくなり、荷物の重みも自然に分散されます。

ショルダーストラップ

厚手でクッション性のある肩ベルトは、長時間背負っても疲れにくい。

ブラックホール ショルダーベルト

使用したユーザーからは、「肩への負担が少なく、長時間背負っても快適だった」という声が見られます。

一方で、「肩ベルトが太すぎる」という意見も見られますが、これは好みの問題と言えるでしょう。

自分的にはちょうどよい厚みだと思います。

チェストストラップ

伸縮性のチェストストラップは、肩ベルトのズレを防止し、安定した背負い心地を提供します。

ブラックホール チェストベルト

特に、登山やランニングなどのアクティビティでは、チェストストラップがあると安心。

チェストストラップの上下位置調整は、一旦パーツをウェビングから外す必要があり、頻繁に位置を変えたい人には手間になる可能性がある

持ち運び用ハンドル

持ち運び用ハンドルは、電車やバスなどの移動中にリュックを手で持ち運ぶ際に便利です。

ハンドルは2か所あります。

パタゴニア ブラックホール32ハンドル上部
上部
パタゴニア ブラックホール32ハンドル背面
外側

背面にキャリーケースの持ち手に引っかけるベルトも付いています。

キャリーケースのハンドルに引っかけパタゴニア ブラックホール32
背面ベルト長さ約19.5cm
俺

背面に付いたベルトは、キャリーケースに引っ掛けて固定できるんだ。出張とかで、リュックとキャリーケースを両方持ち運ぶ時とか、すごく楽ちんだぜ。

持ち運び用ハンドルが小さいという意見も見られますが、これはリュックのサイズによるものでしょう。

デイジーチェーン ギアを吊るすための機能

パタゴニア ブラックホール 32Lは、背面にデイジーチェーンと呼ばれるループ状のベルトを搭載しており、拡張性と自由度を高める機能が魅力です。

  • カラビナやフックを使って、ロープやネットを装着できる。
  • 追加のポーチやバッグ等を取り付けて、収納力を拡張できる。
  • 荷物の量や用途に合わせて、自由にカスタマイズ。
パタゴニア ブラックホール32にネットを取り付け

ネット等を取り付けられます

パタゴニア ブラックホール32にネットを取り付けて荷物を固定

上着とか中に入れたくない汚れものを収納するのに便利

ネット等を取り付けてもポケットの開閉は阻害しません。

自立する

底が平らになる様にパッキングすれば自立できます。

床に置いた自立しているパタゴニア ブラックホール32

自分はこだわりませんが、自立することを重要視する方も多いですね。

ジッパー

ロッカブルジッパーではありませんがまとめてロックできます。

ブラックホール ジッパー
パタゴニア ブラックホール32 ジッパーをワイヤーロック

背面パネル

エアメッシュ素材で通気性抜群!ムレにくい

パタゴニア ブラックホール32 バックパネル

真ん中にキャリーケースの持ち手に通すハンドルが付いています。

背面パネルには、通気性に優れたエアメッシュ素材が採用されていて、長時間背負っても快適さを保てる。

撥水性はどのくらい?

パタゴニア ブラックホール32Lは撥水性能が優れているらしいので実際に濡らして試してみました。

雨に濡れているパタゴニア ブラックホール32

撥水性はどのくらい? 雨の日でも安心の機能性を検証します。

  • 旅行中に街歩きをしていた際、小雨が降ってきた時も、リュック内の荷物は全く濡れませんでした。
  • 突然中程度の雨に降られた際、中に入れた着替えや電子機器は濡れませんでしたが、内部で湿気は感じたので電子機器等は注意するべきです。
  • 日常使いでも、雨天時の通勤や通学に安心して使用できます。
俺

ブラックホール 32Lは、雨の日でも活動する俺のニーズを満たしてくれるんだ。

完全防水ではないため、長時間水に浸したり、激しい雨にさらしたりすると、ジッパーの部分から水が染み込みますが、一般的な雨であれば問題なく荷物を守ることができるため、雨の日でも安心してブラックホール32Lを使用することができます。

完全防水を求めるなら別売りのレインカバーが必要です。

シンプルで飽きのこないデザイン

ブラックホール 32L は、機能性はもちろん、年齢や性別を選ばないユニセックスでシンプルなデザインが魅力的なリュックです。パートナーや家族と共有することも可能です。

パタゴニア ブラックホール32のカジュアルコーデ
  • 汎用性
    アウトドアシーンはもちろん、普段使いや通勤・通学など、どんな服装にも合わせやすいデザインです。
  • カラーリング
    特にブラックカラーはロゴの主張が控えめなため、ビジネスシーンや日常使いでも目立ちすぎません。
  • 質感の変更
    旧バージョンと比較して光沢がなくなり、マットな質感へと変更されました。よりシンプルで飽きがこない新しいデザインは、長く愛用できるリュックを探している方に特におすすめです。

旧バージョンと比較すると光沢がなくなりマットな質感です。もう少し個性的なデザインを求める声もありますが、新しいバージョンのシンプルなデザインは、飽きがこないというメリットもあります。長く愛用できるリュックを探している方には、特におすすめ。

ニッキー
ニッキー

確かにどんな服装にも合わせやすそう。普段使いにも旅行にも便利そうだし、長く愛用できそうなのもいいよね。

旧バージョン


新バージョン

実際に背負ってみた感想:快適性と実用性のバランス

実際にブラックホール 32L を背負ってみて感じたのは、見た目のスタイリッシュさと予想以上の快適さ、そして実用性の高さでした。日常使いから軽いアウトドアまで対応する、背負い心地・収納力・耐久性のすべてにおいて高水準のバックパック。

特に以下の点が優れていました。

  • 厚手のショルダーストラップにより、長時間背負っても肩への食い込みや痛みを感じにくい。
  • ゴツすぎない絶妙なサイズ感で、街中でも違和感がなく日常使いしやすい。
  • 撥水素材(DWR加工)により、悪天候時も安心感がある。

【パタゴニア】ブラックホール32Lの背負い心地は?

blackhole32を背負った男性斜め後方からの上半身

1. 抜群のフィット感と疲労軽減

背面には厚みのあるパッド通気性の高いエアメッシュパネルが採用されており、背中全体に均一にフィットします。この設計により、荷物の荷重が分散され、長時間背負っても疲れにくい構造です。肩ベルトも太く柔らかいため、体への負担が軽減されます。

2. 重量と形状によるバランス

重量は約760gと、32Lクラスのデイパックとしては軽量です。背面のパッドと絶妙な形状のおかげで、荷物を入れても重さを体感しにくく、特に女性にもおすすめできるバランスの良さです。

ニッキー
ニッキー

重さも760gと軽量だから、女性でも楽々。

3. 長時間の着用でも快適

筆者が実際にこのリュックを1時間以上背負って歩行した際も、肩や腰への負担が少なく、快適さが持続しました。背負った際の重心が比較的高く設定されているため、ウエストベルトがなくても荷物が安定しやすい構造です。

重さによる体感(検証)

軽量なリュックは持ち運びこそ楽ですが、重い荷物を入れた際に疲労が蓄積しやすい場合があります。ブラックホール 32L に、実際の旅行を想定した重さの荷物を入れて検証しました。

blackhole32を背負った男性後方からの全身

背負った時の重心が高いので、ウエストベルトが無くても楽に背負えました。

検証負荷結果と体感構造的要因
7kg時非常に軽く感じ、動きやすい。ショルダーハーネスとチェストストラップがしっかりと機能し、荷物が体幹にフィットするため、安定性が高い。背面パッドにより荷物の重さが広く分散され、一点に負担がかかりにくい。
10kg時重量(10kg)自体は体感するが、ウエストベルトがない割には負担が軽減されていると感じる。長時間(数時間以上)の移動には適さないが、短時間の移動であれば対応可能。ショルダーベルトと背面パネルのクッション性が非常に優秀であり、重さを効率よく支えている。

軽量なリュックは確かに持ち運びが楽ですが、長時間背負うと疲れたり、荷物が重く感じたりすることがあります。パタゴニア ブラックホール32Lは、その軽量さ以上の快適な背負い心地だと感じます。

俺

軽量で快適なリュックを探しているなら、パタゴニア ブラックホール32Lは間違いなくオススメだよ!

機内持ち込みサイズ

機内持ち込みにも対応しているサイズなので、荷物の心配をすることなく旅を楽しめます。

一般的にエコノミークラスの場合、機内持ち込み手荷物は、縦+幅+奥行きの合計が115cm以内となっています。

115㎝以内ならどんな形状でもOKというわけではなく、航空会社ごとにそれぞれ寸法の最大サイズも定められています。

リュックの縦+幅+奥行きのサイズのイラスト

合計が115cm以内

patagonia blackhole 32Lの縦+幅+奥行きのサイズ

52+28+21 = 101

荷物が少なめの方なら32Lの容量があれば、これ一つで問題なく海外旅行にも対応できるでしょう。

以下に、日本発および主要航空会社の機内持ち込みのサイズ制限を統合した表を示します.

アジア

航空会社
(公式サイト)
最大サイズ
(縦 x x 奥行き)
最大重量制限
日本航空(JAL)座席数100席以上
55cm x 40cm x 25cm
座席数100席未満
(3辺の合計100cm以内)
45cm × 35cm × 20cm
10kg
全日本空輸(ANA)座席数100席以上
55cm x 40cm x 25cm
座席数100席未満
(3辺の合計100cm以内)
45cm × 35cm × 20cm
10kg
ピーチ55cm x 40cm x 25cm7kg
スターフライヤー55cm x 40cm x 25cm10kg
スカイマーク55cm x 40cm x 25cm10kg
ジェットスター56cm x 36cm x 23cm7kg
チェジュ航空55cm x 40cm x 20cm10kg
春秋航空56cm x 36cm x 23cm7kg
タイガーエアー台湾54cm x 38cm x 23cm10kg
シンガポール航空1個あたりの縦・横・高さの合計が115cm以内7kg
スクート54cm x 38cm x 23cm10kg
エアアジア56cm x 36cm x 23cm7kg
ZIPAIR55cm x 40cm x 25cm7kg
ベトジェットエア56cm x 36cm x 23cm7kg
エアインディア55cm x 40cm x 20cm7kg
タイ国際航空56cm x 45cm x 25cm7kg
キャセイパシフィック航空56cm x 36cm x 23cm7kg
エティハド航空56cm x 36cm x 23cm7kg

北米・中東

航空会社
(公式サイト)
最大サイズ
(縦 x x 奥行き)
最大重量制限
デルタ航空56cm × 35cm × 23cm不明
アメリカン航空56cm × 36cm × 23cm不明
ハワイアン航空55.9cm x 35.6cm x 22.9cm11.5kg
エア・カナダ55cm x 40cm x 23cm不明
ユナイテッド航空56cm x 35cm x 23cm不明
カタール航空50cm x 37cm x 25cm7kg
エミレーツ航空55cm x 38cm x 22cm7kg

欧州

航空会社
(公式サイト)
最大サイズ
(縦 x x 奥行き)
最大重量制限
ブリティッシュ・エアウェイズ56cm × 45cm × 25cm23kg
KLMオランダ航空55cm × 35cm × 25cm12kg
エールフランス55cm x 35cm x 25cm12~18kg
アリタリア-イタリア航空55cm x 35cm x 25cm8kg
オーストリア航空55cm x 40cm x 23cm8kg
スイスエアラインズ55cm x 40cm x 23cm8kg
ルフトハンザ航空55cm x 40cm x 23cm8kg
ライアンエアー40cm x 25cm x 20cm(無料)
55cm x 40cm x 20cm(有料)
不明
10kg

※航空会社によって細かい制限や規定が異なる場合がありますので、実際の旅行前に各航空会社の公式ウェブサイトやご予約時の案内をご確認ください。

ブラックホール32Lの購入を検討しているあなたに、知りたい疑問を徹底解説!

Q1:実際に使ってみて、ブラックホール32Lの一番の魅力は何ですか?

やはり、軽量性(760g)高い耐久性・撥水性の両立です。リサイクルポリエステル素材にDWR加工が施されているため、多少の雨なら気にせず使用でき、このタフさでありながら日常使いしやすい軽さを実現している点が最大の魅力です。

Q2:32Lという容量は、どのくらい荷物が収納できますか?

約1か月分の旅行の荷物
自分の場合の約1か月分の荷物
約1か月分の旅行の荷物を詰めたパタゴニア ブラックホール32
問題なく全部入りました。あと2-3L程は入りそうです。

短期間の旅行であれば、着替えや洗面用具、カメラなど余裕で収納できます。メインコンパートメント以外にも、小物の収納に便利なポケットが充実しているので、荷物が整理しやすいのもプラスポイント。

Q3:アウトドアや旅行など、アクティブなシーンでも安心して使えますか?

はい、問題ありません。
生地は擦れに強く、背面はパッド入りのエアメッシュパネルで通気性が確保されているため、長時間歩くアクティビティでも快適です。旅先で貴重品だけを残して宿に置いて行けば、散策用のデイパックとしても機能するサイズ感です。

Q4:普段使いにもおすすめですか?

おすすめできます。16インチのノートパソコンが収納できる独立したスリーブがあり、通勤・通学に最適です。シンプルなデザインとマットな質感(新バージョン)はどんな服装にも合わせやすく、ビジネスシーンから休日のカジュアルスタイルまで幅広く対応します。

Q5:ブラックホール32Lと他のリュックとの違いは何ですか?

最大の違いは、パタゴニアの環境哲学と堅牢性の両立です。高強度なリサイクル素材を使用している点、そして細部にまでこだわった使いやすさ(デイジーチェーン、キャリーハンドルなど)は、他ブランドの同容量帯にはない特徴です。軽量でありながらタフに長く愛用できる点が、この製品の真価です。

まとめ

おすすめポイント

  • 快適な背負い心地
  • 安心の撥水性能
  • 760gと軽量なので女性にもおすすめ
  • クッション性の高いPCスリーブ
  • 旅先ではサブバックとしても使えるサイズ感

残念なポイント

  • ウエストベルトが無い
  • コンプレッションベルトが無い

パタゴニア ブラックホール 32Lは、「耐久性」「軽量性」「デザイン」「機能性」すべてにおいて高いレベルでバランスの取れた、まさに万能なデイパックです。ぜひその使い心地を体感してみてください。

「買ってよかった!」と、 多くの人が絶賛するブラックホール32L。あなたもその使い心地を体感してみませんか?

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