おい、ガパオライスってやつは最高だぜ、俺はタイに行った時、屋台でよく食べたんだ。安くて美味しくて、最高だったぜ
どんな料理なの?
具材をとバジルを炒めたシンプルな料理なんだけど、これがまたクセになるんだよ
ふーん、簡単そうね。今度作ってみてよ
おう、まかせとけ、俺が作れば、本場のタイ料理店にも負けない美味さになるんだ!
‥‥本当かしら?
ガパオライスはタイのストリートフードとして知られ、その美味しさと独特の風味で多くの人々を魅了しています。
ガパオライスとは
ガパオライスって、そもそも何?
って思う人もいるかもしれません。簡単に言えば、肉類等とバジルを炒めた具材をご飯にぶっかけた、タイ料理の定番中の定番メニューです。タイに行くと、屋台から高級レストランまで、どこでも見かける超メジャーな料理なんですよ。
本場のガパオライスは、日本のものとはちょっと違うんです。何が違うって、まずバジル。日本のは、スイートバジルと呼ばれる品種を使うことが多いんですが、本場ではホーリーバジルと呼ばれる、もっと香りが強い品種を使うんです。これが、もうメチャクチャ香ばしい!
そして、もう一つの違いは、辛さ。本場のは、唐辛子やナンプラーをたっぷり使うので、結構辛いんです。でも、これがまた食欲をそそるんですよね。
一口食べると、バジルの爽やかな香りと辛さ、肉類等の旨味が口いっぱいに広がります。まさに、タイ料理の真骨頂と言えるでしょう。
世界的な人気と美味しさの秘密
ガパオライスは、肉類等、ピーマン、玉ねぎなどの具材を炒め、バジルと唐辛子で味付けした、香りと辛味が絶妙な一品です。近年は日本でも人気が高まり、多くのタイ料理店や家庭で楽しまれています。
世界的な人気と美味しさの秘密は、以下の3つが挙げられます。
シンプルな材料と調理方法
鶏肉、ピーマン、玉ねぎなどの比較的入手しやすい材料で作ることができます。また、調理方法も炒め物なので、初心者でも簡単に作ることができます。
香り豊かなバジル
タイ料理特有の香りを持ち、食欲をそそるバジルがたっぷり使われます。バジルの爽やかな香りと、唐辛子の辛味が絶妙なバランスで組み合わさっており、一度食べると忘れられない美味しさです。
ご飯との相性抜群
ガパオ炒めは、ご飯と一緒に食べるのが一般的です。香ばしい鶏肉と野菜、ピリッとした辛味とバジルの香りが、ご飯によく合い、パクパクと食べられます。
これらの要素が合わさって、世界中で愛される人気料理となりました。
ご飯と一緒に炒めて提供されることが一般的で、カリカリに揚げた目玉焼きをトッピングする事が多いです。
その独特な風味と食感は、一度食べるとやみつきになること間違いありません。
ガパオライスの歴史と起源
ガパオライスって、いつから食べられてるんだろう?
実は、ガパオライスの起源は明確に分かっていないんだ。諸説あるんだけど、有力な説は2つある。
1つ目は、17世紀にタイの宮廷料理として誕生したという説。
当時は「ホーリーバジル炒め」と呼ばれていたらしい。これが庶民の間にも広まり、鶏肉や豚肉などの肉類を加えて、ご飯と一緒に食べるようになったのが始まりと言われているんだ。
2つ目は、中国の客家料理が起源という説。
中国の客家料理には、「肉末飯(ロウミンファン)」という料理がある。これは、豚ひき肉と野菜を炒めて、ご飯にかけて食べる料理なんだ。これがタイに伝わり、現地の食材や調味料を使ってアレンジされたのが、ガパオライスだという説もある。
どちらの説が正しいのかは分からないけど、長い歴史を持つ料理であることは間違いないんだ。
ガパオ(ホーリーバジル)の起源
健康とスピリチュアルな効能が融合した神聖なハーブ
皆さんは、ガパオライスに使われるハーブ「ガパオ」の起源を知っていますか?
実は、ガパオはインド原産のハーブで、タイ語で「カパオ」と呼ばれています。サンスクリット語では「トゥルシー」と呼ばれ、ヒンドゥー教では聖なるハーブとして大切にされてきました。
ガパオは、古くから薬草としても使われており、抗菌作用や抗炎症作用、消化促進作用など様々な効果があると言われています。また、独特の爽やかな香りとスパイシーな味わいは、料理の風味付けにもよく使われます。
ガパオは、家庭菜園でも簡単に栽培できるハーブなので、ぜひ自宅で育てて、本格的なガパオライスを作ってみてはいかがでしょうか?
タイでは、ガパオは鶏肉や豚肉と一緒に炒めてご飯に乗せる「パットガパオ」という料理が定番です。近年は、日本でも専門店ができるほど人気が高まっています。
バジルの種類も味に影響を与えるので、ホーリーバジル(ガパオ)を使うことがおすすめです。本場の味を再現するために、スーパーやインターネットで調達してみましょう。
自宅で楽しむ本格的なガパオライス
本格的なタイ料理を自宅で手軽に作ろう!
ガパオライスは、シーズニングソースと新たな食材を取り入れることで、より一層の美味しさを引き出せます。ここでは、鶏もも挽肉、タケノコ、ピーマン、玉ねぎを使った絶品レシピをご紹介します。
材料:2人分
- 鶏もも挽肉:300g
- タケノコ水煮:150g
- 玉ねぎ:1/4個
- ピーマン:1個
- バジル:大きめの束
- ニンニク:3片
- タイの赤唐辛子:2本
- 油:大さじ2
- タイのオイスターソース:大さじ2
(※タイのオイスターソース:甘口)
(※中華のオイスターソース:しょっぱめ) - ナンプラー:大さじ2
- 砂糖:小さじ1/2
- 味の素:小さじ1/2
- シーズニングソース:大さじ1
- 卵:2個
- ごはん:2人分
※調味料は混ぜて作っておいて味を見ながら調整すると良い。
作り方
- 玉ねぎ、ピーマンを食べやすい大きさに切ります。ニンニクと赤唐辛子はみじん切り。
- フライパンに油を多めに入れ高温にして、揚げる感じで卵をカリカリ目玉焼きにする。
- 目玉焼きを取り出し、ニンニクと赤唐辛子を弱火で炒めます。
- 鶏もも挽肉を加えて中火で炒め、タケノコとピーマン、玉ねぎを加えてさらに炒めます。
- オイスターソース、ナンプラー、砂糖、味の素を加え、シーズニングソースを適量加えて絡めます。
- バジルを加えてさっと炒め、火を止めます。
- ごはんの上にのせ、完成です。
シーズニングソースが、奥深い味わいを与えます。ぜひこのアレンジレシピを試して、さらなる美味しさを楽しんでください。
ガパオライスって、めっちゃ美味しいですよね。 香り高いバジルとスパイシーな味わいがたまらないですね。
具材も、鶏肉や豚肉、シーフード、野菜など、なんでも合う。 自分好みのガパオライスを見つけるのも、楽しいですね。
ご飯との相性も抜群だし、一品で満足できる。
ぜひ、自宅でも手軽に作ってみて、ガパオライスの魅力を味わってみてください。
本場の味を知る
タイに行ったことがある人なら、誰もがその美味しさに虜になるのが、国民的な料理であるガパオライスです。しかし、日本で食べるのは、本場のものとは味が違うと感じたことはないでしょうか?
本場のガパオライスは、まず香りが全く違います。日本では、鶏ひき肉とピーマン、玉ねぎを炒めて作るのが一般的ですが、本場では、鶏ひき肉だけでなく、豚肉や牛肉、エビなど様々な種類の肉を使い、さらに、ホーリーバジルや香り豊かなハーブをたっぷり使うのが特徴です。
本場のガパオライスを味わいたいなら、ぜひタイに行って、屋台やローカルな食堂で食べてみてください。一口食べれば、日本で食べるのとは全く違う、本場の味に感動すること間違いなしです